Tag Archives: HDD


RAIDストレージにてリビルドを失敗させないために

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RAIDとは? RAIDレベルについて RAIDとは複数のストレージ(ハードディスク)を組み合わせて1台のストレージとして運用する技術のことで、冗長性を向上させ信頼性・可用性を高める目的で、主にサーバ機器に実装されるストレージシステムの事です。 RAIDにはいくつかレベルが存在しますが、一般的には以下にあげるレベルが主な活用レベルだと思います。 RAID 1 ストライピングと呼ばれるもので、複数台のハードディスクにデータを分散して読み書きさせてアクセス速度を高速化したもの。デメリットは冗長性がな

kvm(仮想) ハードディスクのベンチマーク・テスト

CrystalDiskMark30Green

QEMU-KVM WindowsVista HDD Benchmark qemu kvm (仮想OS) にて Windowsを起動して HDDのベンチマークを実測してみました。 今回はWindowsでベンチマークを計測してみましたが、Linuxでもいずれ実測してみたいと思います。 計測したベンチマーク・ソフトは、CrystalDiskMarkです。( Ver.3.0.1 ) http://crystalmark.info/software/CrystalDiskMark/ ベンチマーク 環境内容

ハードディスクの不良セクター修復

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ここ10年位のHDD(ハードディスク)には S.M.A.R.T という機能が内臓されています。このS.M.A.R.T機能(以下 smart)は、HDDの状態情報が保存されていて、情報を見ることができます。Linux や MacOS X では smartctl コマンドで操作することができ、Windowsではsmart関連のアプリケーションがあります。 最新の smartctl コマンドは (ver 1.4以上)、USBハードハードディスクのチップを多くサポートしていて、USB経由でsmartの情

USB2.0ストレージHDD 2TBのfsck所要時間

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毎月定期的なワークフローとして複数ハードディスクの検査作業をバックエンドで実行しています。一旦テスト実行の命令をしてしまえば、そのまま完了するまで放置しています。 検査の内容は ファイルシステムの整合性チェックとディスクブロックの読み込みテスト。( fsck badbloks )そして、HDD S.M.A.R.Tの読み込みロングテストです。 最近のHDD容量はテラバイト越えのもので、すべてのテストを終えるにはかなり時間がかかります。 一例をあげますと、2TB SATAハードディスク ext3,e

DELL RAIDコントローラー バッテリー異常(続)

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以前Pickupで紹介した「DELLサーバのRAIDコントローラーのバッテリーを交換」のBlog記事ですが、また同様の障害があったそうです。 前回の記事(DELLサーバのRAIDコントローラーのバッテリーを交換してみた) http://gigazine.net/news/20120515-dell-raid/ 今回も前回同様「バッテリー異常」のアラートで、前回「RAIDコントローラー バッテリー交換」した同一のサーバで、バッテリー交換の修復作業から一ヶ月程度しか経っていないことから、「RAIDコ

Linuxの次期デフォルトファイルシステム? btrfs

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btrfs ファイルシステム 以前に書いた 「Fedora17のリリースノートから」 にも少し取り上げた btrfs について。 先に話しておくが、私はまだ btrfsファイルシステム を導入したことがない。 そのことを踏まえて書いてみたいと思う。 ファイルシステムはOS(オペレーション・システム)の基幹的なもので、どのようなファイルシステムであるかによってシステムの特徴があらわれる。 まず今のサーバ・OSでは、ジャーナル機能があるファイルシステムは当たり前である。Linuxの初期段階で採用され

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