スタッフ ブログ
android x86 kvm仮想環境でのネットワーク接続
Android x86 のネットワーク設定とコマンドラインシェル 前回は 「android x86をQemu-KVMでインストール・起動する」 で kvm仮想環境にインストールしました。このままではネットワークに接続できません。今回はネットワークに接続する方法を説明します。 コンソール画面 コマンドライン ネットワーク設定の作業はコンソール画面のコマンドライン シェルで実行します。androidのシェルをコンソール・GUIに切り替えるには以下のキーボードを入力します。 Alt+F1 Consol
android x86をQemu-KVMでインストール・起動する
android OSのx86バージョンが公開されています。Linux kvm 仮想環境にてandroidをインストールしてみました。インストール自体はすぐに終わりますが、ネットワーク接続や日本語入力環境など調整が後に必要です。 Android x86を仮想環境にインストールする 事前にkvm仮想環境が済んでいることを前提で進めます。 android x86 は こちらのサイトで情報やインストールイメージが公開されています。 http://www.android-x86.org/ 今回は バージョ
qemu-kvm ブリッジ接続 仮想ネットワークデバイス
qemu kvm bridge libvirt qemu-kvmでのブリッジ接続をつかう方法や、仮想ネットワークデバイスのオプションを説明します。 なお以下の手順や設定などはFedora16で行っています。他のディストリビューションでも概略は同じです。 libvirt の インストール libvirt bridge-utils パッケージのインストール # yum install libvirt bridge-utils libvirtd サービス デーモンのGUI管理ツールが必要であれば、vi
ゲストOSをWindowsで KVM PCIパススルー をしてみた
assign PCI devices with Intel VT-d in KVM for Windows GuestOS 前回 KVM PCIパススルー (PCI PassThrough) に挑戦しました。今回はゲストOSをWindowsにしてPCIデバイスがそのままパススルーで認識できるかやってみます。 iTunesでiPhoneやiPadのUSB接続が認識しない KVMの仮想EHCIやUSBパススルーではiTuneが接続デバイスを認識できません。USBパススルーでは Windows側のデバ
KVM PCIパススルー (PCI PassThrough)
assign PCI devices with Intel VT-d in KVM Linux KVM ハイパーバイザーは、ホストシステムのPCIデバイスを仮想ゲストへ接続(バインド)する技術があります。これをPCIパススルー(PCI PassThrough)といいます。 PCIパススルーは、ゲストオペレーティングシステムがホスト側PCIデバイスに直接物理的アクセスできるようになり、仮想でないデバイス・ドライバをそのまま利用できるので、細かなデバイス制御や命令実行が可能です。パフォーマンスに関し
仮想OS QEMU ゲスト情報の取得
QEMUモニター・コンソールは、このコンソールを使用して稼働中のゲスト・オペレーティング・システムを検査したり、情報の取得ができたり、仮想マシン (VM) の制御をすることができます。 モニター・コンソールのアクセスは、qemuの起動オプションで「-monitor stdio」などと出力先を指定することができます。特に指定が無い場合、QEMU自身のゲストVM画面で以下のキーボード操作で、モニター・コンソールと往来できます。 QEMU からモニター・コンソールにアクセス Ctrl+Alt+2 QE
fedupコマンドによるFedora18アップグレード
Fedora17から18にアップグレード 私のVPS、KVM環境ホスト&VNCサーバとして使っているOSがFedora16からアップグレードしたFedora17なのですが、Fedora17のサポートが終了していたのでFedora18へアップグレードすることにしました。この後Fedora19、Fedora20(この時点で最新)にアップグレードする予定です。 実際にはfc17からfc19へ飛ばしてアップグレードできますが、まずは18にアップグレードすることとします。また補足ですがFedora16以前
RAIDストレージにてリビルドを失敗させないために
RAIDとは? RAIDレベルについて RAIDとは複数のストレージ(ハードディスク)を組み合わせて1台のストレージとして運用する技術のことで、冗長性を向上させ信頼性・可用性を高める目的で、主にサーバ機器に実装されるストレージシステムの事です。 RAIDにはいくつかレベルが存在しますが、一般的には以下にあげるレベルが主な活用レベルだと思います。 RAID 1 ストライピングと呼ばれるもので、複数台のハードディスクにデータを分散して読み書きさせてアクセス速度を高速化したもの。デメリットは冗長性がな